琴浦町×笠原将弘さん
「食の魅力発信プロジェクト」始動
不思議と居心地のよさを感じる町
仕事で度々鳥取県を訪れているという笠原さんですが、琴浦町は初めて。「コンパクトな町の中に海も山もあり、自然が豊か。時間がゆったり流れている気がして、不思議と居心地のよさを感じます」。
笠原さんが「童心にかえって石積みに熱中した」というのが、浜一面に丸石が転がる『鳴り石の浜』。
丸石が波にもまれてカラコロと音をたてる様子が珍しく、「よく鳴る(良くなる)」ことから縁起のいいパワースポットとして人気です。
「ほかにも、『波しぐれ三度笠』の白い石像や龍の彫刻で有名な『神崎神社』など、まだ数か所訪れただけですが、思わず写真に撮りたくなるような“映える”スポットが多いですね」。
笠原さんがコトウラの「食」を応援!
「でも、なにより驚いたのは、想像以上においしいものが豊富なこと」と、笠原さん。カニやサワラなどの新鮮な魚介をはじめ、東伯和牛に大山ルビー豚、季節の野菜や果物…。「旅先でおいしい食材に出合うと、料理人魂に火がつきます(笑)」。
そんな笠原さんが、雑誌『ESSE(エッセ)』とともに琴浦町の「食」を応援する「コトウラ食の魅力発信プロジェクト」がいよいよスタート! 琴浦町で出合ったさまざまな食材を活用したレシピを季節ごとに提案し、『ESSE』と同誌が運営する情報サイト『ESSEonline』で紹介します。
「笠原さんの料理をとおして、琴浦の豊富な食の魅力を皆さんに知ってほしい」と小松弘明町長(右)も期待を寄せるプロジェクト。レシピに活用した食材はふるさと納税の返礼品としても選べるとか。 「まずは食材から、琴浦町という“産地”のすばらしさを実感していただけたらうれしいですね」。
写真:林 紘輝(扶桑社)